ネイルサロン起業で成功したい人が絶対にやってはいけない2つのこと

● 質問
ネイルサロンで起業する時の注意点を教えてください。
● 回答
インターネットがありますから、今は起業しやすい環境が整っています。
女性起業家と言えば、優秀でバイタリティのある強い女性というイメージがあった時代もありましただが、今では普通の専業主婦からOLまで誰でもできるのです。
とは言え、最初から理想を追い、大きく起業すれば・・・10年後の廃業率は9割とも言われる世界です。
インターネットを上手に使って展開するビジネスは、経費も比較的かからず成功率が高くなっている一方で、女性人気の事業であるサロン経営などの「場所を使うビジネス」は失敗率が高くなっています。
今回は、ネイルサロンを例にとり、ネイルサロン起業で成功したい人が絶対にやってはいけない3つのことをご紹介します。
やってはいけないこと(1)外にサロンを借りる
正直言いましょう。
自宅で開業するのがお勧め!
です。
当然です。
外に借りるだけの家賃が払える見込みが立たないからです。
ネイルサロンを起業をするとなると、資材や備品を買ったり、それなりのお金が必要になります。
ネイルサロンの場合、初期投資は大したことはなくても、家賃となれば話は別です。
美容室などに間借りしてやるという方法やレンタルサロンもありますが、客単価が安いのでそれでも大変でしょう。
せっかく、開業に必要な資格もなく、資材も安いビジネスなのに、固定費を高くしてしまえば、経営的に楽になることはありません。
ある程度勉強して、実務経験を積んだら起業できる敷居の低さが魅力なのに、もったいないですよね。
ネイルの原価はとても安く、10代~20代の女性はサロンでネイルをするのが高いという理由から、自分でジェルネイルを行っている人も少なくありません。
人件費と家賃がほとんどの支出になるので、最初のうちはそこを上手に回避できれば、価格にシビアな層も取り込むことができるでしょう。
予約制にして、月々のランニングコストを抑え、お客様が来たときだけやるようにすればいいのです。
やってはいけないこと(2)自分の強みを無視する
自宅でネイルサロンを開いたときの集客ですが、まずはご近所への声掛けや、チラシのポスティングから始めましょう。
インターネットを使うのは、その後で構いません。
近所にもたくさんの女性が住んでいるでしょうし、結婚式やデート、親族の集まりなど、一年を通してイベントは沢山あります。
どんな世代の女性もネイルをするでしょうし、需要があるはずです。
「近所で安くネイルができる」、これは素晴らしいメリットです。
来てくれた人に、どんな要望があるのかを聞いて、インターネットでどんどん宣伝しましょう。
たとえば・・・
例1. 施術後には女性の体に良いお茶を用意。
例2. お部屋はリラックスできるアロマの香り。
例3. DVDの用意あり。施術中に鑑賞可能。持込OK。
例4. 他にお客様はいませんので子供・乳幼児連れのお客様も歓迎。
例1、例2については、どこのネイルサロンでも当たり前のサービスになっていますが、例3、例4については、街の雑居ビルなどに入っているネイルサロンでは、簡単に行えるサービスではありません。
「店員さんと話すのが苦痛」と思っている女性や、「子供がいるからネイルサロンに行きづらい」という女性は沢山います。
それこそが自宅開業の、つまり、あなたの強みでもあります。
まとめ
ニーズを的確に捉え、強みを活かせれば、個人であろうが後発組であろうが勝負することができます。
さらに、固定費をかけなければ、負ける確率はグッと低くなります。
自宅で開業すること、そして、その強みを生かす。
普通のネイルサロンをやることはもちろん、ちょっと他と違う特徴を出す。
アイデアひとつで、起業は成功させることができるのです。

新井ー

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