独身女性の「お一人様」この先大丈夫? 老後の経済的問題

冨永 知子@自立18公式ライターです。
 


 

結婚せず、生涯未婚のまま過ごす「お一人様」の女性が増えています。
また、結婚したけれども後に離婚して独身になる女性も多く、結果、老後を独身で過ごす女性は今後ますます増えていくでしょう。

女性がひとりで生きていく、という上で経済的な問題とは切っても切り離すことができません。
今回は「お一人様」で生きていく独身女性の老後と経済的問題についてご紹介します。
 

1.結婚している方が得なの?


 

よく、女性が結婚するしない、という話になると「お金がないから大変だ」という言い方をする人がいます。
女性が独身のまま年齢を重ねる=お金に困る、と考えているようです。

しかし、じっくり現在の世の中を見渡してみると、男性だからと言って女性の倍稼いでいるとか、女性は給料がもらえない、ということはなく「女性が独身で生きる=貧困」と直結しているわけではありません。
 

結婚しても安泰じゃない

昔の考え方で言えば「結婚すれば安泰だ」という感じでしたが、現在は離婚率も上がっていますし、男性も定年まで同じ企業で勤め続けるのが難しく、生き残る手段を考えなければ働き続けることができなくなりました。

そのため、結婚して専業主婦を続けるということが正解とは言い難く、結婚して家事育児をしながら妻も働くという家庭が多くなっています。

では、老後は夫婦揃っていた方がお得でしょうか。
年金の給付の額は徐々に下がっており、夫婦が節約しながら2人分のお金で生活していく方が、まだゆとりがある、と言えるかもしれません。
また、どちらか一方が死んだ場合は死亡保険金などが入るので、お金に困らないと言えるでしょう。

結婚しないまま独身で老後を迎える女性の場合、年金だけで生活していくのは難しく、それまで蓄えておいた貯金や個人年金、資産運用などで生活していくことになります。
しっかり準備しておくことができれば、独身でも問題なく生活できます。

いずれにしても、どちらが特別にお得ということはなく、老後に関しては事前に準備して計画しておいた人が有利と言えます。
人が死ぬ年齢や、病気にかかるかどうかをコントロールすることはできないので、なるべく早めに備えておけば、独身でも大丈夫です。 
 

2.年金はもらえるの?


 

度々議題に上がりますが、我々は老後、しっかり年金をもらうことができるのでしょうか。
中には「年金なんてもらえないから払いたくない」と言っている人もいます。
 

わからないが減る可能性が高い

年金に関して、どのくらいもらえるのか、支給額はいくらなのか、いつからもらえるのか、ということは現時点では未定です。
現に、今も年金支給額は減り続けていますし、もらえる年齢の引き上げも検討されています。

今確実に言えることは「年金はあまりあてにしない方がいい」ということです。
「およそこれくらいもらえるのではないか」という予想は立てず、もらえなかったとしても生きていけるように準備しておくといいでしょう。

貯金しておくのもいいですし、安定した収入に繋がる不動産経営、または資産運用で増やすなど、手元にあるお金で生きていけるように計画しておきましょう。

また、定年後も何かしら仕事を続けて収入を得る、ということを視野に入れて動きましょう。
女性の場合、高齢になっても健康であれば雇ってくれる企業も多いですし、自分で起業して死ぬまで働くという道もあります。 
 

3.後継者がいないということ


 

お金の心配は置いておいて、もし自分が病気などで体が動かなくなってしまった場合、お金や権利などの管理を誰に任せるのか、という点が心配です。
結婚せず、子供を持たない女性の場合、どのようにすればいいのでしょうか。
 

公共サービスを利用する

今後、またサービス内容は変化するかもしれませんが、現在は自治体によって、高齢者のための金銭管理サービスの公共サービスが行われているそうです。(日常生活自立支援事業)

頼れる親族や知人がいない高齢者のために、自治体から派遣された人が、それぞれ管理の指導を行うものです。
口座や通帳を代理人に預け、そこから生活費を手渡ししてもらえる、公共料金などの支払いもお願いできるというものです。
 

信用できる人を成年後見人にする

また、信頼できる人がいたり、親族に管理をお願いしたい場合、成年後見制度を利用することで管理をお願いすることもできます。
お金などの管理も、成年後見人が代理で行えるため、病気で体が動かなくなってしまっても安心です。
ただし、必ず信用できる人を指名しましょう。 
 

4.女性は貧困が問題?


 

男女、それぞれ独身のままで老後を迎えるとして、現時点で言われているのは「女性は貧困が問題」で「男性は孤立が問題」と言われています。
では、老後に困ることがないようにするのは、どうすればいいのでしょうか。
 

仲間をたくさん作る

老後に独身だと「ひとりぼっち」のイメージが強いですが、実際は女性同士で助け合って生活しているケースも多くあります。
お一人様が集まってコミュニティを作り、生活しているという感じです。

貧困が課題とは言われていますが、おそらく今から「一生独身だな」と考えている女性は、ある程度貯金していますし、しっかり働いていれば問題ないでしょう。

それよりも、やはり女性も孤立を避ける方法を見つけましょう。
同じくお一人様の女性同士でグループを作り、同じマンションの別の部屋に住む、もしくはシェアハウスのようにして生活することで、安心感を得ることができます。

このように、女性も、貧困より社会的に孤立してしまう方が怖いので、完全なお一人様の状態で老後に突入するのではなく、できるだけ早い段階で同世代の仲間を見つけ、助け合っていく道を模索しましょう。
 

早めにケアハウスに入居する

まだ現時点ではイメージがわかないかもしれませんが、介護が必要になる前にケアハウス(シニアマンション)に入居してしまう、という方法もあります。
ケアハウスでは食事も出るので、生活の心配はありませんし、もし介護が必要になっても面倒を見てもらえます。

条件の良い施設ほど早く埋まってしまいますし、利用料も高いです。
また、これから介護職員が減っていく可能性が高く、施設の数がどうなるのかも未定です。

そのため、現在20代、30代の女性にしてみれば、まだ今後どうなるかわからない未来の話となりますが、現在すでに40代、50代の女性であれば、近い将来ケアハウスへの入居なども検討しておくといいかもしれません。 
 

5.日本はどうなる?

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女性のお一人様経済的問題と、日本がこれからどうなるのか、という問題を切り離して考えることはできません。
政治に関しても興味も持って、ニュースを見て一喜一憂しているのではないでしょうか。
 

どうなるかわからないから備えよう

日々刻々と現状は変わっています。
今から20年前、まさかスマホなどという機械を一人一台持つ時代が来るとは誰が予想したでしょうか。
電話なのに音声通話だけでなく、動画が見れたりショッピングができるのですから、驚きです。

では、今から20年後、日本はどうなっているのでしょうか。
それは誰もわかりません。
良くなっているのか、悪くなっているのか、どんな生活をしているのか。
きっと予想は大きく外れることでしょう。

ただ言えるのは、私たちはずっと未来のことを考えて不安になっても意味はない、ということです。
それよりも、今目の前にある課題をクリアし、今できることをして将来に備えておくということです。

お金を稼いで貯めるというのは、そんなに難しいことではありません。
収入が少ないと感じたら増やす努力をすればいいですし、若いうちにできることはたくさんあります。
世の中がどう変わったとしても「自分は自分!」とマイペースを貫く人は老後も平和に過ごすことができるでしょう。 
 

不安を嘆くより実行あるのみ! 今できることをする


 

どうなるか心配、と不安を嘆いていませんか?
老後が絶対安泰、という人はいません。
それは結婚していても、子供がいても同じです。
お一人様だと、老後何かと不便なことがあるかもしれませんが、まずは今できることをする、ということが大事です。

また、これからは女性も一生働くことが求められてくるので、老後でも働けるように資格を取ったり、ライフスタイルに合わせて起業することも大事です。
自分がどんな老後を過ごしたいか思い描きながら、自分らしく人生設計していきましょう。
 

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冨永 知子

冨永 知子

自立18の公式ライター。作家としての受賞経験もある独立系コラムニスト。プチ起業の経験も豊富。執筆を通じて多くの女性に自立した生き方、恋愛、美容情報などを伝えている。