なぜ? 「女性はメンタルが弱い」と言われる理由と改善方法

冨永知子@自立18公式ライターです。
 

清潔感のある女性
 

女性は男性に比べ、メンタルが弱い、と言われることがあります。
理由はいくつかありますが、実際に男性よりもセロトニンを生産する力が弱いと言われており、その差は約52%とも言われています。

男性と女性を比べた際、女性の方が不安を感じることが多かったり、ストレスを感じることが多いのも、それが原因と言われています。
今回は「私、メンタル弱いかもしれない」と感じている女性のために、女性のメンタルが弱いと言われる原因と改善方法をご紹介します。
 

1.女性という立場が原因

たんぽぽ-清楚-ひとり
 

メンタルの弱さを抱えている女性の中には、女性という立場によって、差別や重い責任を背負わされているケースがあります。
主に、以下のようなケースに立たされると女性は、メンタルに負荷がかかると言われています。

・母親という立場で、パートナーから家事育児の協力を得られない
・女性だからという理由で、仕事が評価されない
・女性だからという理由で、お酒の席で男性にお酌しなければならない
・女性だからという理由で発言権が認められない
・女性同士のコミュニティに馴染めない
・男性からセクハラを受ける

性別を自分で選んで生まれてくることはできません。
「女性だから」という理由で面倒事を押し付けられたり、発言権を奪われる経験をしたことがある、という女性は多いです。

これは日本社会特有の女性差別であり、現在も男女同権とは言い難いのが事実です。
これらに逆らうことによって陰口を叩かれたり、あからさまな嫌がらせを受けるケースなどもあり、女性であるというだけでメンタルに負荷がかかっている可能性があります。
 

自分の立場について考えてみよう

「自分はどんな立場にあるか」と考えてみましょう。
たとえば、ある人は「両親にとっての長女であり、妹から見て姉であり、夫から見て妻である」ということが言えます。

「あなたは長女なんだからしっかりしなさい」であったり「あなたはお姉さんなんだから我慢しなさい」と言われたり「お前は俺の妻なんだからしっかりしてくれ」と言われるような場面に遭遇することがあるでしょう。

持って生まれたメンタルの強さは人によって違いますが、このように「〇〇なんだから△△しなさい」と言われることによって、メンタルに強い負荷がかかる感覚を覚えるかもしれません。

これは本来持っている自我が否定されることによって起こるストレスです。
もちろん、大人になるにつれ立場に応じた働きをする、という社会的な行動ができるようになりますが、立場の強要が人格否定に繋がっている可能性について、自分自身に対し気付く必要があるでしょう。
 

2.女性特有の体調の変化

おへそと花
 

メンタルが弱いのは、女性特有の体調の変化に関係することもあります。
個人差もありますが、月経周期に左右されていると感じる女性は多いです。
 

セロトニンの生産量

男性より女性の方が、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの生産量が少ない、と言われています。
ただでさえ少ない上に、月経前になるとさらに減少するため、月経前症候群(PMS)などの症状に悩まされている人も多いです。

下腹部の痛みや頭痛などの身体的症状の他に、不安感や焦燥感、不眠などの症状が出るなど、毎月一定期間不調に悩まされるケースがとても多いです。

しかもこれらには飲めば治るような特効薬はなく、それぞれ症状を緩和するための治療薬や、体質改善などで対応していくしかありません。

これが原因でメンタルに問題を抱えている人は、何気ない日常のトラブルにも対処できないほどにダメージを負ってしまうなど、辛い生活を強いられています。
もちろん専門医に相談し、適切な治療を行うのが最善の道ですが、すぐに治るわけではないので長期的な治療が必要となります。 
 

3.メンタルの強い人と弱い人

双子の女の子
 

メンタルが強い人と、メンタルの弱い人では、どのような違いがあるのでしょうか。
また、何を持って「メンタルが強い、弱い」と判断されるのでしょうか。
 

ストレス耐性の有無

メンタルの強弱は、そのまま「ストレス耐性の有無」とも言えます。
ストレス耐性のある人は合理的な思考ができるため、悩まずに実行します。
しかし、ストレス耐性のない人は合理的な思考ができないまま悩み続けるため行動に移すことができません。

ポジティブ、ネガティブ、とも言われますが、同じ出来事が起きたとしても、ストレス耐性のある人とない人とでは「受け止め方や感じ方が異なる」というのが大きな差です。
 

ネガティブな人は非合理的な思考

ネガティブな人は、認知の歪みを持っている可能性があります。
完璧主義であったり、拡大解釈や過小評価などをしてしまう傾向があります。
つまり、ストレス耐性が低い、メンタルが弱い人は、事実とは違う受け止め方をして傷ついている可能性がある、ということです。

人から褒められても「どうせお世辞だろう」と感じたり「やらなきゃいけないことをできなかった自分はダメだ」などの決めつけをしてしまい、自分で自分を窮地に追いやってしまうということです。
真面目な女性にはとくに、周囲の期待に応えられなかったことを深く悔やんだり、周囲の意見に振り回されるケースが多いです。

ポジティブに切り替えるためには、他者からの評価や周囲の評価に惑わされず「自己評価」を重視していくことが重要です。
ストレス耐性がない、と感じている人ほど「自分で自分に優しくする、自分を大事にする」という地味な作業をおろそかにしているからです。
 

4.メンタルの弱さを改善する方法

芝生の上でハートの風船を持
 

では、メンタルを強くするためにはどのようにすればいいのでしょうか。
すぐに実行できる具体例をご紹介します。
 

メンタルの負担が少ない仕事に転職する

一日24時間のうち、約半分ほど職場に拘束されている人も多いですが、長く過ごす職場だからこそメンタルに負担の少ない仕事である必要があります。
とくに、パワハラやセクハラ、いじめ、嫌がらせなどがある職場にいる人は、転職するだけで楽に過ごせるようになるかもしれません。

一般的なメンタルの強さに合わせるのではなく、自分のメンタル強度に合わせて仕事を選びましょう。
また、接客業から事務職などに職種を変更するだけでも楽になることがあります。
 

睡眠時間を確保する

メンタルというと「心のこと」だと思っている人も多いですが、実際は脳の影響が強く、睡眠時間が足りない人、睡眠の質が良くない人はメンタルが疲れやすかったり、正常な判断ができない状態になると言われています。

メンタルを強化したい、と考えた場合は、しっかり睡眠時間を確保し、睡眠の質を向上させて、規則正しい生活を送りましょう。
夜ふかししない、熟睡できるように軽い運動をする、なども効果的です。
 

収入をアップさせる

女性の生活不安は、そのまま「お金がない」ということに直結している場合が多いです。
たとえば、離婚したいのに離婚できないのはお金がないからだ、という女性も少なくありません。

収入をアップさせる方法は、転職だけではありません。
副業をしてみたり、起業するという手段もあります。
メンタルの強さをお金で買うことはできませんが「収入がある、貯金がある」ということが大きな安心感となるため不安を払拭するきっかけとなるでしょう。
 

5.我慢せずに医師へ相談を

帽子の写真
 

メンタルにどうにもならない問題を抱えていて、自分ではきっかけを掴めない、辛いということであれば、まずは専門医に相談してみましょう。

メンタルの強弱は個人差が大きく、その原因は人によって違います。
中には適切な治療で大きく改善する例もあるので、自分の努力だけで何とかしようとはせず、専門医の適切な指示を仰ぎましょう。
 

メンタルが弱い女性は自分を過信しない

カーネーションと女の子
 

メンタルが弱いと感じている女性ほど、自分自身のことに対して投げやりになっているケースを散見します。
メンタルが弱い=ダメな人間だから努力しなければいけない、のではなく「メンタルが弱いから大事に優しく守らなければいけない」ものです。

体と精神は直結しており、メンタルが壊れることで体調を崩し、社会復帰に時間がかかる場合もあります。
メンタルが弱いと自覚した人は、メンタルが傷つくことを避けたり、メンタル回復の方法を編み出す必要があります。

自分を過信せず、メンタルが強い人を基準として考えるのではなく、今の自分のメンタルの状態を把握し、それに合わせた生活を送れるようにしましょう。
 

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冨永 知子

冨永 知子

自立18の公式ライター。作家としての受賞経験もある独立系コラムニスト。プチ起業の経験も豊富。執筆を通じて多くの女性に自立した生き方、恋愛、美容情報などを伝えている。