上司に仕事を押し付けられて、断れません。。

女性自立支援コーチング協会

● 質問

上司が仕事をすべて部下の私に押し付けてきます。
断るとどうなるか、怖くて断れません。

上司はすぐに帰宅してしまい、私は残業続きです。
私がその仕事を続ければ、上司はやる仕事がなくなるはずです。

無能な上司の代わりに、その仕事を続けているべきなのでしょうか?
どうしたら断ることができるのでしょうか?● 回答

上司からの誘いで断れないという相談が多いものには、

●飲みの誘い
●仕事の押しつけ
●引っ越し、子守りなどの家事の手伝い
●不倫関係やセクハラ風の行為
●タバコ吸っていい?のような確認

などがあります。
今回のお話は「仕事の押しつけ」です。

できる仕事も断るのは従業員としては正しくありませんが、不当に押し付けられているような場合には、しっかりと「NO!」と言えるようになりましょう。
自分の時間を大切にすることは、人生においてとても大事なことだからです。

忙しい女性は、いつも締め切りに追われ、多くの会議に参加し、ちょっとした隙間時間も仕事のことを考えてしまう、そんな生活を送っています。
仕事で上司に「はい!」と言いすぎてしまったが故に、自分の人生のイベントに「できない・・・」と言い続けてしまっていませんか?
有給もろくに消化できない生活をしていませんか?

そんなあなたは、上司に「NO!」と言ってみませんか?
一気に人生が楽になることがあります。

仕事を断ると上司との関係がまずくなる・・・そんな心配もあるかもしれません。
ですが、仕事に「NO!」を言うことは、上司の人間性を否定することとは違います。

そこを相手に伝えることで、断ること自体は難しくなくなってくるかもしれません。

即答で「はい!」と上司に応えてしまうあなたは、きっと「出世したい」「断ったら評価が下がる」「できる奴と思われたい」と考えているのかもしれません。
或は、「自分が断ったらみんなが困る」と思いこんでしまっているのかもしれません。

もしあなたが、それでハッピーならそれで大丈夫です。

ですが、自分の大切な時間を失うことがつらくなってきたら、まずは「即答をやめる」ということから始めてください。

6時間、1日、仕事場のペースに合わせて、ちょっと回答を遅らせる。
そんなことで十分です。

その時間で、誰かの協力を取り付けたり、本当にそれが重要なことなのかを見極めるのです。

もしあなたが、「上司の依頼を断れない」「完全に「NO!」とは言いづらい」という場合、引き受ける仕事を「限定」しましょう。
仕事やプロジェクトを「丸ごと」引き受けるのではなく、「ある部分だけ」を自分の担当として引き受けるのです。

自分がやるのは「重要な部分」や「得意な部分」に限定し、その他は上司に投げ返してしまいましょう。

上司の依頼を断るのは難しいことです。
ですが、自分が苦手とすることまで引き受けて疲れ果ててしまうより、「得意なこと」だけを引き受けて早く仕事を片付けて、自分の時間を楽しんだり、他にやりたいことを満喫したりする方が楽しいでしょう。

あなたにとって何が一番大切なのか、もう一度考えてみましょうね。

言い訳をして上司の誘いを断った時、どうしてもその言い訳の内容を証明をしたくなるものです。
例えば、「忙しい」を理由に仕事を断った場合、自分は本当に忙しいのだと見せたくなるのです。

ですが、わざとらしいですし、やめておいた方が無難です。
余計な詮索をされてしまうだけでしょう。

あなたは上司の誘いを断りたいだけで、他の尊敬する人がくれるチャンスを断りたいわけではないかもしれません。

下手な言い訳をせず、「キャパを超えている」「自分の時間が必要だ」「じっくりと今の仕事に取り組みたい」などと、会社の雰囲気にもよりますが、ストレートに事情を伝えてみることもひとつの手です。

そして、上司が自分に仕事というチャンスをくれたことに対しては、きちんとお礼を伝えましょう。

新しく入ってくる上司の依頼に「NO!」と言えるのなら、今自分が抱えている不要な仕事をどんどん辞めていきましょう。

無駄な会議を辞めるだけで、重要な仕事にもっと時間を使えます。
無駄なメールの返信やフェイスブックからのメッセージなどもそのひとつとなるでしょう。

その場合、上司には「仕事をさぼりたいのではなく、今の仕事の精度を高めるためにやめる」ということをきちんと伝えるようにしましょう。
上司は敵に回すよりも、断ることによって味方につける方法を考えてうまく利用した方が得策ですね。

あなたが「断る」ことができるようになった時、次にあなたがやることはあなたの「限界」を探すことです。
少し余裕ができた時こそ、あなたが本当はどれだけのことを一度に引き受けられるのか、その境界線を探るチャンスです。

そのラインがわかるようになれば、自分の仕事量をコントロールすることができ、結果的にミスを減らしたり、幸せな時間を確保したりすることができるようになります。

確かに、自分で限界を決めて仕事を断ってくる人を見て、嫌な気持ちになる人もいるでしょう。
ですが、その人たちが会社のために、上司のために自分の人生を使うことを辞めたことを、誰も責める権利はありません。

仕事を断ること、上司の頼みごとに「いいえ」ということは簡単ではありません。
ですが、それができるようになると、あなたの本来のパフォーマンスは向上するのです。

そしてそれこそが、あなたを幸せにする原動力となるでしょう。

今日もあなたらしく、笑顔で。

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新井ー
「会社で働きながら6ヵ月で起業する」一緒に考える起業支援キャリアカウンセラー。サラリーマン時代、23歳で会社員のまま起業。2007年、起業支援をスタート。全国で1000回を超えるセミナー・講演、10000件以上の起業相談に応じてきた実績がある。
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