【女性の自立】一人で生きていければ結婚する意味がない!?

「自立を推奨するってことは、結婚するなという意味ですか?」というお問い合わせをいただきました。
 

自立 
 

自立して一人で生きていければ、結婚する意味はないのでしょうか? そんなことはないですよね。
一人で生きていけるということは、前提として一人で生きていくだけの十分な収入・経済力がある、ということだと思います。

お金があれば、一人で生きていくことは可能だと思います。
確かに、結婚しても共働きの場合、女性の方が圧倒的に大変そうです。

昔と比べると、家事に協力的な夫も増えてきたとは思いますが、それでもまだまだ家の中のことは、当然のように女性の担当になっている場合が多いと思います。
それにプラス仕事となると、想像するだけでも大変です。

自分に十分な収入があれば、結婚しなくてもいいかもという気持ちも十分理解できます。
けれど、それなら結婚っていったい何なのでしょう?
 

結婚の現状

まず、結婚に関するデータを見てみましょう。

少し前までは、女性は結婚したら仕事を辞めて家庭に入るのが一般的でした。
女性の年齢別労働力率は、結婚・出産期にあたる年代に一旦低下し、育児が落ち着いた時期に再び上昇するという、いわゆるM字カーブを描くことが知られています。

近年は、そのM字の谷の部分が浅くなっているのですが、それは結婚・出産期でも、働く女性が増えているということを表しています。
1990年代半ばからは、共働き世帯数が専業主婦世帯数を超えたというデータもあります。

そして、近年は、また若い世代の専業主婦志向が高まっているという意識調査の結果もあります。

これらの結果は、何を意味しているのでしょうか?
80年代以降、結婚・出産をしても、働き続ける女性は増えたけれど、何か女性ばかりが家事に育児に仕事にと大変そうだということを、若い世代が敏感に感じとって、「やっぱり仕事を辞めて専業主婦になりたい」と思う人も増えているのでしょうね。
 

依存関係と役割分担

女性が結婚をして仕事を辞めることは、男性に経済的な面で依存することを意味しています(しまいます。)
また、男性は家事や育児など生活面で女性に依存していると言えます。

お互いに依存し合っている関係だと、簡単に離婚する訳にはいきません。

依存というと何だか悪いことのような気もしますが、きちんと役割分担ができている、という言い方もできますし、お互いに得意なことで協力し合って家庭を築いていくことは、素敵なことですよね。

そして、それは自分の居場所、役割がちゃんとある分、安心かも知れません。

では、経済的に自立できている女性はどうでしょうか? 結婚したら、圧倒的に女性が大変で、子どもができたらなおさらです。
一時的にそれまで積み上げてきたキャリアを諦めなければならない場合もあるでしょう。

現実、自立していたいから結婚をしないという人もたくさんいますし、自立していても結婚する人もたくさんいます。

女性がバリバリ稼いで、夫に家庭のことをお任せするというケースもあるでしょう。
イクメンや専業主夫は、確実に増えてきていると思いますし、そこまでいかなくても、家庭のことにもっと関わる時間を持ちたいという男性は多くなってきたようです。

そういう男性をパートナーに選ぶことは良いかもしれませんね。
 

結婚・子育て・自立

また、結婚するかしないかという問題は、子どもを持つか持たないか、という問題にも深く関わってきます。
子どもを持つか持たないかは、個人の自由な選択に委ねられるべきことだと思いますが、子どもを持つことは、自分自身が成長する良い機会の一つであることは間違いありません。

子どもを持つことによって、良い意味で自分が変わった、人として成長したという人の話はよく聞く話です。
子どもなんてほしいと思っていなかった、興味がなかったという人に限って、そうであるケースが意外と多い気がします。

つまり、一人でも生きていけるけれど、あえて他人と生活することによって得られること、お互いに成長し合える人生のパートナーを得られること、子育てを通じて自分自身が成長すること、そして小さなことでも一緒に感動したり共感できたり、心をゆるしてほっとできる家族が身近にいることは、人生がより楽しく豊かにしてくれるのかもしれませんね。
 

依存関係と役割分担

そもそも人生は、自分の思い通り、計画通りになるということはなかなかないものです。
仕事でも子育てでも人づきあいでも、いろんな予想外の出来事があったり、周りの人に影響されたりしながら、その時その時に自分が最良だと信じた道を進んでいくしかないものだと思います。

計画通りに進んでいかないからこそ、ハプニングやトラブルに対応する力やコミュニケーション能力などが身に付いて、結果としてそれが自分の成長につながっていくものです。

結婚は、他人と生活を共にする、新しい家族になるという、人生の大きな選択の一つですが、その中で自分自身の成長につながることが必ずたくさんあると思います。
もしも失敗したと思えば、その時は、また新しい道を探したら良いのではないでしょうか。

つまり、一人で生きていけるからといって、結婚する意味がないということは、全くないと思います。
 

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新井一@自立18主宰

新井一@自立18主宰

「180日で起業できる」メソッドを伝授する起業支援の専門家。サラリーマン時代、23歳で会社員のまま起業。2007年、起業支援をスタート。全国で1000回を超えるセミナー・講演、10000件以上の起業相談に応じてきた実績がある。