女性の発達障害でも社会で自立できる! 自立に向けた5つの対処法

一般女子

一般の方からの投稿です。「なんとなく生きていくのが辛い」ということで専門医を受診し、発達障害の診断を受けて「どうしよう」と不安になる方も多いでしょう。
確かに「なんかおかしい」と思いながら大人になり、今になって発達障害と言われても、戸惑わないはずがありません。

しかし、発達障害への認知は徐々に広まっており、特性を理解すれば対処していくことができます。
また、発達障害と診断された女性も、ひとりで自立した生活を送ることは可能です。
今回は、発達障害と診断された女性が自立した生活を送るための5つの対処法をご紹介します。

1.自分の特性を知る

発達障害と一言で言っても、大きく分けて「ADHD」と「ASD」に分けることができます。
どちらか一方である場合もありますし、両方の特性を持っている場合もあります。
または、軽度、重度など、症状は人それぞれ異なります。

専門医を受診して特性を知る

まずは医師の診断を受けましょう。
「もしかして発達障害かも?」と苦しい状態で生活していても進展しません。
診断を受けることによって、その後の正しい対処の仕方が決まりますし、適切な治療を受けることができる場合もあります。

また、大人になってから発達障害と診断された方の多くは二次障害を引き起こしているケースが多く、社会に適応できないストレスから別の病気になっている可能性もあるので、これらも一緒に治療していきましょう。

発達障害について知識を深める

発達障害である、と正式に診断を受けたら、自分の発達障害について知識を深めましょう。
発達障害の人は、できないことが多いイメージがありますが、定型発達の人よりも優れている点が多いと言われています。

どんな特徴があるのかを知れば、仕事やプライベートに生かすことができます。
また、実際に対処法が載っている本なども多く出版されているため、広く目を通して知識を身につけましょう。

2.苦手なことは避ける

発達障害の人は、社会生活において苦手なことがたくさんあります。
たとえば、ADHDの人は毎日同じ職場に同じ時間に行く、ということが苦手です。
逆にASDの人は毎日同じリズムを繰り返しているのが得意なのでリズムを乱されることが苦手です。

このように、苦手なことやもの、状況を避けて生活することで快適に生活することができますし、本来持っている特技を発揮することができます。

「逃げる」ではない

発達障害を理由に「苦手だから避ける、やらない」という選択をすると「それは逃げだ」と言う人がいますが、それは間違いです。
たとえば、生まれつき足がない人は走ることができません。
足がない人が走れないからといって、それが逃げである、とは言いません。

発達障害は正確には「障害」ではなく、脳の特性です。
そもそもの脳の構造(仕組み)が違う、と言ったほうがわかりやすいかもしれません。
そのため、できないことも多いですが、定型発達の人よりも、できることが多いです。

たとえば「体を動かすことは得意だけど、計算が苦手」という場合、無理に頑張って計算をする仕事をするより、体を動かす仕事をした方が実力を発揮できます。

あまり「できないことを避ける」ということを「逃げる」と解釈せず、なるべく苦手なことは避けてストレスとならない生活を送れるように心がけましょう。

3.得意なことを生かす

発達障害の人には、何か得意なことがあるでしょう。
特別に得意ということではなくても「これならできる」ということがあるのではないでしょうか。
普段の生活でも、そういった「得意なこと」を積極的に生かしていきましょう。

「できること」で生きていく

発達障害の人でも、たくさんの人が自立しています。
症状の程度は人によって違いますし、それぞれ特性も異なるのですが、できないことを数えても仕方がないので、できることを明確にしていきましょう。

人前に出て話をする、というのが苦手だとしたら、黙々と作業する仕事の方が向いているかもしれません。
または、同じ作業が苦手であれば、派遣などで3ヶ月ごとに職場が変わる方が本人にとって居心地がいい、という場合もあります。

人によっては、自分に合う仕事が見つからないということで、自分で新しく起業してしまう人もいます。
どんな方法であれ、活躍する方法は無数にあるので、発達障害=仕事がない、と勘違いしないようにしましょう。

4.一般論ではなく独自ルール

まだまだ発達障害については、世の中の認知が足りません。
最近になってようやくポピュラーになってきたので、偏見を持つ人や、正しい知識がない人もいるでしょう。

そこで重要なのは「誰の意見を取り入れるか」ということです。
正しい情報や誤った情報が入り乱れているので、あまり一般論を信用してはいけないケースもあります。

独自のルールを自分で決める

たとえばよくある事例として「朝きちんと起きれないのは、ただの甘えだ」と言う人がいます。
しかし、実際に発達障害の人は朝弱い人が多く、むしろ夜型生活の方が向いているケースが多いです。

つまりこの事例で言えば、定型発達の人が朝起きるとの、発達障害の人が朝起きるのは、全く別の努力が必要であり、起きれないのは甘え、とは断定できない、ということです。

そこで、よくある一般論ではなく、自分のルールを独自に作り上げていく必要があります。
もし夜に活動するのが得意であれば、夜勤が向いています。
ほかにも、起きる時間、休日の頻度、食事の量など「自分にはこれが合ってるみたい」というルールをひとつずつ見つけていきましょう。
発達障害は個人差があるので、他の発達障害の人の経験はあくまで参考程度にして、自分で自分の取扱説明書を作っていきましょう。

5.必要に応じて受診する

実際に発達障害を抱えていても、受診せずに悶々と過ごしている人がとても多いです。
事実から目をそらしたい、という気持ちや、障害者に対しての偏見もあるのかもしれません。
しかし、大人の発達障害は、放っておいて良くなるものではありません。

発達障害は改善する?

たとえば、体のサイズがLサイズの人がいたとします。
その場にいるみんながMサイズの服を着ているから、と言ってMサイズを着ますが、しっくりきません。
なぜ自分だけこんなに窮屈なんだろう、と悩みますが、Mサイズを無理やり着ています。

しかしあるとき「あなたはLサイズの服を着たほうがいい」とアドバイスをもらいました。
Lサイズを着ることによって快適に過ごすことができるようになりました。

このように、発達障害とは病気ではないので、薬や治療で自分の体の大きさや形をどうにかするということはできません。
ただ、もし着ている服のサイズが違う、ということに気づくことができれば、快適に過ごすための変更が可能になります。

また、必要に応じて投薬治療、カウンセリングなどもあるので、誰にも頼らずひとりで何とかするのではなく、どこかのタイミングで専門医を受診してみましょう。
きっと改善に向けての何かを得ることができるでしょう。

発達障害者支援を利用する

発達障害であるという診断を受けると、発達障害者支援法が適用されます。
2004年に公布された「発達障害者支援法」により、発達障害の人は、行政などの福祉サービスを受けることができます。

主な支援は、税制上の優遇措置、公共施設などの利用料の減免、携帯電話の割引サービスなどがあります。
発達障害で今後生活していけるか不安、という人にとっては自立に向けて活用できる支援です。
ほかにも、発達障害者向けに雇用斡旋を行うサービスや、発達障害者向けの求人情報などもあるので、自立に向けて利用してみましょう。

発達障害は「障害」じゃない!自分を知って社会で活躍する

発達障害、と聞くとあまり良いイメージはないかもしれませんが、実際に多くの人が軽度の発達障害を持っていると言われ、中には、発達障害者を差別している人が発達障害者だった、というケースもあります。
けして他人事ではありません。

しかし、発達障害とはそもそも病気ではありませんし、生まれ持った脳の機能の問題ですから、もし辛いと思うのであれば単に今の社会が自分に合っていないだけなのかもしれません。
合わないと自覚したのなら、仕事や人間関係、ライフスタイルを変えることで快適に暮らすことができるでしょう。

まずは自分がどんな人間なのか、どんな特性を持っていて、何が得意で苦手なのかをよく知って、社会で活躍できる方法を見つけていきましょう。

The following two tabs change content below.
一般参加者

一般参加者

過去の講座参加者の方を中心に、一般の方からいただいた寄稿を掲載していきます。それぞれの人の人生観、考え方など、いろいろあって、面白いでしょう? あなたはどう思いますか?
好きな仕事で輝こう! あなたの「わくわくプチ起業」の始め方【セミナー@東京】