これからの時代を生きる女性の結婚と自立について

海野元子@自立18公式ライターです。
 


 

「結婚したら立派」「家庭を持ったら一人前」という価値観が日本には根づいています。
はたして、必ずしもそうとは言い切れるのでしょうか。
結婚すれば立派という価値観は、昔の価値観のような気がします。
今を生きる女性にとっての自立と結婚はどういう関係があるのでしょうか?
 

結婚して専業主婦になることが女性の夢という時代

歩く元気な女の子
 

女性は結婚したら専業主婦になるのが一般的だった時代がありました。
将来の夢はお嫁さんと答えていた同級生に心当たりがあるはずです。
そんな価値観が生まれた時代について振り返って見てみましょう。
 

昔は、結婚した女性は家庭に入ることが仕事だった

戦後の高度経済成長期、人口が増える中、日本を立て直すことが国も国民も最重要任務だと考えていました。
そこでまずは、これから伸びる産業である製造業に力を入れることにしました。
さらに働き方を見直し、男性を長い時間働かせることによって経済を良くしようと考えたのです。
そのためには、女性が家庭に入ってバックアップすることが欠かせませんでした。

女性が男性をサポートして労働時間を増やすという政策を国が積極的に推奨していきました。
それが、当時から当たり前となっていったのです。
男性は、企業、特に製造業の会社に勤める人が増えれば増えるほど、長時間労働も求められます。
そんな男性は家庭を支えてくれる女性が求めました。

国力を上げるために、女性が家庭に入ることが当然だという文化がこのころからできていました。
 

今とは明らかに違う、仕事も人も増えていたバブル時代

その後80年代後半には、日本はアメリカに1人当たりのGDPが追いついてしまうくらいに経済が回復しました。
ちょうど当時はバブル時代で経済がとても潤っていました。
男性一人の収入で一家の生計を立てることがそこまで苦ではなかったのです。
結婚をすれば女性は、家庭に入ること、あるいはパートなどの非正規雇用で働くことを誰も疑問に感じていませんでした。
それで家庭も経済も十分に成り立っていました。

結婚をすれば女性は家庭に入ることが当然と、今現在でも思っている人はおそらくいるでしょう。
 

結婚したからといって女性は自立したといえるのか?

本を抱きしめるゆったり
 

「結婚することで女性は一人前だね」という価値観ができた経緯はわかりました。
しかし今の時代にこの考えは成り立っていくのでしょうか?
 

夫の稼ぎだけじゃ不安要素がたくさん

近年、専業主婦世帯が減って共働き世帯が増えています。
夫の収入だけではやっていけないと感じる家庭が増えているということです。

なぜなら、1人当たりの平均所得が年々減ってきているからです。
さらに、高齢社会となり成人が支える高齢者の数は高度経済成長期に比べ、ぐんと増えました。
また、国力が上がった分、物価も高くなったおかげで生活をするためにかかるお金も高くなってしまいました。
老後のことを考えても、年金がもらえる年齢が上がってしまい早いうちからの貯えが重要にもなっています。
しかも大企業でも次々と経営が傾いていたりと、どの職業についても安定とは言い切れない世の中にもなってしまいました。

女性が結婚して専業主婦になるには不安が強い時代になってしまったかもしれません。
 

今すぐ夫がいなくなったらどうなってしまう?

専業主婦になって、夫の収入だけでやっていくには不安な時代ということがわかりました。
もし今、稼いできてくれる夫がいなくなってしまったらどうなるでしょうか?

一気に収入がなくなってしまうことがわかります。
もし女性がパートなどで働いていたとしても収入には限界があります。
子どもなどの養わなければいけない家族がいたとしたら、パートの収入だけで生活していくのは厳しいでしょう。
かといって、年齢を重ねてしまうと正社員で働くには厳しい状況になっていってしまいます。

これからの時代、結婚をして専業主婦になることや、夫の収入を軸に生計を立てるのが簡単ではなくなってしまったのです。
結婚して家庭に入ることが自立かというと、そうはっきり言えない時代になったのではないでしょうか。
 

これからの時代を生きていくための女性の自立は結婚ではない

歩き出す女性
 

結婚することが必ずしも自立ではないことを時代背景からお伝えしてきました。
 

「結婚=自立」という考え方は今の時代に合わない

「結婚すれば一人前」「親元を離れれば立派に自立している」という価値観は前時代的なものとお伝えしてきました。
今の時代は、結婚と自立は別物だと考える傾向にあります。

例えば、結婚していない女性でもしっかりと収入があり経済的に生きていく力を持っているのなら自立しいているといえます。
逆に、結婚して親元を離れていても、専業主婦をして生活の基盤は夫の収入に頼りきりというと経済的に自立しているとは言い難いです。
さらに、育児や家事に追われて社会とのかかわりが一切なくなってしまうと社会的にも精神的にも自立というのは難しいかもしれません。

これからの時代を生きていくためには、女性の経済的自立が必然となってきています。
精神的に自立するためにも、社会的に認められるためにも、まずは経済的な自立を視野に入れてみてはいかがでしょうか。
 

結婚しても、女性も経済的な自立を

自立するためには、結婚ではなく女性自身で経済的基盤を作ることだと説明してきました。
誰かがいないと生活できないという状況になってしまうのはとてもリスクが大きいです。
夫の稼ぎで楽な生活を求めガチな女性も多く耳にしますが、自分で稼いだ方が安定した生活を築くことができます。
世帯での収入源がより多い方が、何かあった時でも安心です。

さらに、経済的に誰かに頼って生きていくことは精神的にも依存してしまう可能性が高いです。
もしも夫が別の女性のところに行ってしまったら、簡単に崩れてしまう生活ではないでしょうか?。
そうなると、夫の気持ちが離れていかないように、機嫌を損ねないようにふるまうようになってしまうこともあるでしょう。

人生何が起こるかわからないからこそ、人に頼るのではなく自分自身で生きる力を持つにこしたことはありません。
 

経済的に自立した女性にとっての結婚とは?


 

女性も経済的に自立していないと生きにくい時代になりました。
一人で生計を立てることができるなら、結婚をする必要がないのではという考えもあります。
では、自立した女性にとっての結婚とはいったいどういう意味を持っているのでしょうか?
 

結婚とは、結婚式ではなく家庭を築くこと

結婚した先に待っているのは家庭です。
結婚という言葉だけ聞くと、イメージしがちなのは結婚式かもしれません。
しかし、結婚した先にあるのは、現実の生活です。

夫婦それぞれが経済的に自立していれば、女性は自身の仕事もあり家庭に入って家事をすべてこなすというわけにもいきません。
夫をサポートすることもありますが、夫婦で支えあって家庭を築いていきます。
それを意識したパートナーを自立した女性は探します。

つまり、自立した女性にとっての結婚は、信頼したパートナーと一緒に家庭を作っていくことなのではないでしょうか。
結婚をして家族になることを、本来の人と人とのつながりや絆という見方で考えています。
経済的に自立した者同士だからこそ、依存するわけではなく本来の意味で支えあった家庭を築くことができるでしょう。

そのためにも、あなた自身の経済的自立について、今一度考えてみてはいかがでしょうか?
 

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海野 元子

海野 元子

スポーツジムトレーナー、飲食店、アパレルショップ勤務等を経験し、現在は自立した女性に向けてのライター活動に従事。
海野 元子

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