女性がフレキシブルに仕事で自立するために必要なこと

一般女子

一般の方からの投稿です。

社会情勢やテクノロジーの進化に合わせた働き方

女性の自立を考えたときに、絶対に必要になるものが仕事です。

筆者は現在49歳で5歳の子供を育てながら育児と仕事を両立しています。
41歳で結婚し、43歳で妊娠、44歳で出産し今に至るのですが、特に出産後、女性として仕事をしていくことの難しさを痛感することになりました。

私のように結婚出産が人より遅いことで、育児においては良い点もたくさんあるのですが、仕事については未だに試行錯誤を繰り返しているのが現状です。
ここでは自分自身の反省や経験からアドバイスできることについて解説していきたいと思います。

筆者が就職したのは1991年で、その頃は既にバブルは崩壊していたものの、バブルの恩恵を受けた最後の就職年だったかと思います。
当時の就職の風潮は「何をやりたいか?」よりも、「どの企業に就職すべきか?」が重要でした。

人気があった就職先といえば、例えばエリートの代名詞である銀行、海外を渡り歩ける商社マン、芸能人やセレブリティとの出会いも期待できるテレビ局や広告代理店、代表する電化製品メーカー…
大手企業に就職すれば、当然給料も高く、親のメンツも保てるという目先の軽いノリで就職先を選んでいたような気がします。

生き残る仕事を選ぶ

しかし、今はどうでしょう。

まだ記憶に新しいことですが、昨年2017年11月、3大メガバンクが大量の人員削減を発表し経済界に激震が走りました。
なぜ大手銀行がこの時期大規模なリストラを行ったのでしょうか。
それは昨今の社会状況やビジネス環境のめまぐるしい変化についていけなかったことが原因だと言われています。
銀行を取り巻く環境というのは、長期にわたるゼロ金利政策、AI(人口知能)の進化、フィンテック(ファイナンス+テクノロジー)、仮想通貨の台頭など、テクノロジーの進化に伴ったビジネス環境の大きな変革が、金融サービス業衰退に大きな影響を与えたのです。

バブル世代にとって、銀行に就職できれば「一生安泰」という常識が、今や、銀行機能は残っても既存の銀行自体は消え行く運命を指し示すことになったのです。

このテクノロジーの進化による餌食は、何も銀行だけではありません。
これから先、他の業種にとっても人ごとでは済まないでしょう。
人とテクノロジーとの今後の共存を考えたときに、企業の規模よりも、将来的な事業計画や見通し、衰退していく業種を見極めることが大切かもしれません。

AI(人口知能)が得意とする分野やITが取って変わる職種など、テクノロジ―の今後の進化を考えながら共存できるスキルを身につける必要があります。
一方で、人でなければ出来ない仕事、サービスなどを見直し、創造する必要が出てくるでしょう。

やりたい仕事を見つけたら専門スキルを身につけるべし!

スキルは高いのに、仕事が長続きしない人は最近増えているようです。
時代は変わっても短期間に転職を繰り返す人は企業側にとっては採用を見送る大きな原因となります。

一般的に外資系企業は未経験者の求人はほとんどなく、転職が日常茶飯事だと言われています。
スキルや経験をある程度積んだ後、スキルアップのための転職を繰り返すことは珍しいことではありません。
しかし日本における「転職」は未だデメリットとして受け止める場合も少なくありません。
転職を繰り返す人は人間性に欠陥があるのではないか、協調性に欠けるのではないかと受け止められがちです。
実際、入社してすぐに辞める若者が増えているので一概に嘘ではないのでしょう。

外資系企業を渡り歩く人達は、仕事がイヤで辞める転職ではありません。
転職を通じて違うステージでのスキルアップや実績をあげ、自分の市場価値を高めた結果、収入アップに繋げる明確な目的があるから転職をするのです。
彼らにとっては長期間同じ会社で同じ仕事をし続けることは、成長していないと見られる危険性もあり、リスクにすらなりうるのです。

仕事を選ぶ際に自分は何のスペシャリストになるべきか、考える必要があります。

そのためには若い間に、色々とチャレンジして自分の専門分野を作っておくことが大切です。

財務部門、マーケティング部門、人事、貿易、ITシステムなど、何かしら専門スキルを最低3年以上経験し、その後必要であれば、自分のスキルアップができる企業に転職するのもおすすめです。

中途採用市場での未経験者の採用は難しいので、転職活動を長引かせるより、必要なスキルは派遣などで働きながら身につけたり、資格を先に取得してから就職活動を始めるなど、まずは自分自身のスキルアップを考えることです。
その際、将来のライフスタイルを見据え、在宅で一人で完結可能な仕事を選んでおくと、出産後などの通勤が大変な時に在宅勤務ができればキャリアを中断することなく、仕事が継続できるので、女性が仕事を続けていくためには必要な方法かもしれません。

ワークライフバランスをイメージした働き方

仕事を選ぶ際、将来的なライフスタイルをイメージすることが重要です。
将来的に結婚、出産を希望する場合は特に考える必要があります。

育児に理解のあり企業を選ぶ

将来的に出産をしたい場合、やはり育児に理解のある企業に所属した方が何かと便利です。
産休や育休、時短勤務などきちんと整備された会社を選ぶだけでなく、実際に運用している社員はどれくらいいるのか確認する方がベターです。

たとえ、産休や育休制度が完備され、産後の時短勤務が可能であっても、育児をしながら働き続けられる労働環境ではない場合も多々あります。

筆者の印象ですが、外資系企業の方が子供がいる女性社員が多いような気がします。
また、ベンチャー企業や小規模な企業の場合、育児について理解はあるものの、仕事の負荷は変わらないため、状況によっては負担が重く感じる場合もあります。

独創性をもつことで副業や起業で成功も

これまで、自立をするための仕事選びについて説明してきましたが、現存する仕事に自分のライフスタイルやスキルを当てはめるだけが仕事の全てではありません。
現在のめまぐるしく変わる社会情勢の中での経営は、どの企業にとっても難しく、異業種に参入せざるを得ない場合も少なくありません。

また働き方改革の一環として副業を認める企業も今後益々多くなることでしょう。

生活を支える本業はそのままにして、副業が可能になると、単に収入を増やすだけでなく、趣味で続けてきたことをビジネスに転換するチャレンジも気軽に取り組むことができます。
ちょっとした副業で始めた仕事が、起業するきっかけに繋がることも増えるのではないでしょうか。

筆者の周りでも、本業が警備員だった友人が、副業で始めたライターの仕事をきっかけに、Webメディア事業で起業し、今や30名以上の従業員を持ち成功しています。

最近起業する人で顕著なのは、必ずしも起業する本人がその分野に精通しているわけではないということ。
起業と言うと、それまでの知識や経験の集大成と思いがちですが、異業種や未経験の分野だからこそ、チャレンジしやすいアイディアやサービスを思いつくものです。

またITなどの発達で、頭の中で描いた世界を具現化するのに、とても良い環境が整っており、最初の一歩のハードルが低くなっているのです。

インターネットを通じて国内だけでなく世界を舞台に広げるチャンスも秘めているので、沸き上がるアイディアがあれば、躊躇なくチャレンジし、独創性をもってビジネスを始めることも考えてみましょう。

まとめ

筆者独自の目線ですが、今後女性が仕事をしていく上で必要だと思うことは、収入源を1つに確定しないことではないでしょうか。
1つの仕事を極めることも大切ですが、やはり自分のライフスタイルに合わせて、働き方をフレキシブルに変えるためのスキルは身につけておく必要はあるかと思います。

筆者は出産後、出産前のように週5日フルタイムで働くことを選びませんでした。思ったより育児が大変で、長い通勤を考えると産前のように仕事をすることは私には無理だと思ったのです。

それより子育ては大変ですが、貴重な経験ですし何より一時期だけのことです。
1歳半のときにパートを始めましたが、子供は年中風邪を引いたりお腹を壊したりして、最初は仕事になりませんでした。
その後紆余曲折あって今に至るのですが、現在は今まで培ったスキルや経験で在宅の仕事を含め3つの仕事をしています。

収入は出産前に比べて減りましたが、状況次第では出産前以上の収入も不可能ではないと考えています。
仕事をすることで、スキルアップに直につながるのでとてもやりがいが感じられ、子育ても楽しむことができて満足しています。

終身雇用や年功序列が崩壊した日本では、フレキシブルに自分で働き方を変える能力が、女性だけでなく必要になっているのではないでしょうか。

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