夫から自立したい女性がするべき7つのこと
夫から自立したいなら
次の7つのことがあげられます。
なぜ夫から自立したいのか、理由と目的を明確にする
夫から自立したい理由は、人それぞれだと思います。自分の自由にできるお金がほしいのか、自由な時間がほしいのか、結婚生活に不満があって、実は離婚したいのか、はたまた「自立」といっても精神的な問題なのか、自立したい理由によってなすべきことや順番が変わってきます。
まずは、自分が夫から自立したい理由と目的をはっきりと明確にしてみましょう。
自分の収入をつくる
まず、現在、収入がない人は、自分の収入を確保しましょう。もし、フルタイムで外に働きに出ることが可能なら、それが一番良いです。実際に外に出て、新しい人間関係を作って、社会とつながることは、自立の第一歩です。
それが難しいなら、短時間や単発のバイト、内職、投資、何でも構いません。まず、自分の自由にできるお金を準備し、コツコツ貯蓄してみて下さい。そして、自分がどのくらい稼ぐことができるのか、実際に体験してみて、その収入で生活できるか想像してみて下さい。
友人やネットワークを広げる
自分から意識してネットワークを広げましょう。趣味を通じた友人を作ったり、ネット上で知り合っても構いません。自分と同じ状況から抜け出した人から話を聞くのも良いですね。新しい人と出会って、他人の意見や考えを聞くと刺激を受けます。
そこには、自分の可能性を広げるチャンスやヒントがたくさんつまっています。同じ環境、同じ人間関係の中にいて、自分だけが変わるのは難しいものです。
勉強や情報収集をする
自分の興味のあることや、できそうな仕事に関連する情報を、本やネットから集めてみて下さい。自治体などが行う無料のイベントもたくさんあります。
また資格にチャレンジしてみてるのはどうでしょうか? 資格スクールなどに通えたら、同じの目標の友人もできて一石二鳥です。スクールが難しければ、通信講座もあります。資格を取ると自信にもつながります。
家族の協力体制を整える
自立したいということを、夫に伝えているでしょうか? それとも、夫には内緒でこっそりと自立の準備をしているのでしょうか?
それぞれの状況によって、やり方は違うと思いますが、協力してもらえそうなら遠慮せずに協力してもらいましょう。家事や育児など、普段から少しでも手伝ってくれる夫なら、少しずつできることを増やしたり、まかせる範囲を広げていければ良いですね。
また、子どもも小学生くらいになったら、いろいろお手伝いできることが増えてきます。最初は「お手伝い」でも良いですが、段々と子ども自身にも自分の役割があるということを伝えていきたいです。夫と子どもに家事を分担してもらえるようになると、とても楽です。
自分や夫の実家との関係はどうでしょうか? 協力してもらえる可能性がありそうなら、普段から良い付き合いを心がけて、協力体制を整えておきましょう。
言葉は悪いかも知れませんが、「利用できるものは、何でも利用する」という意識も大切です。もちろん、感謝の気持ちは忘れずに・・・。
離婚したら・・・とシミュレーションしてみる
離婚を推奨する訳ではありませんが、最悪、離婚しても大丈夫と思えれば、何でもできます。
自分でいくら稼げるか、自分名義の貯金はいくらあるか、一時的にでも頼れる実家や友人はいるか、お金、仕事、住むところ、子どものことなど、普段からいろいろ具体的に考えておくことは大切です。いざという時に心構えがあるかないかで、チャンスが来た時に、そのチャンスをつかむことができるかどうか、変わってくることもあるのです。
たとえば、夫に内緒で応募した会社から内定が出たらどうしますか? でも、夫に反対されたら? 夫に反対されて諦めてしまうくらいなら、最初から挑戦なんてしなくても良いですよね。
チャレンジするからには、あらかじめ夫を含めた家族に根回しをしておくことは必要です。それでも反対されたら、離婚してでもやりたいという覚悟があれば、夫の考えも変わる可能性もあります。
とにかく、何か一歩踏み出してみる
夫から自立するためにするべきことを見てきましたが、いかがでしょうか? 自立したいと漠然と思っていても、何から始めれば良いのか分からないかもしれません。
一度に全てできないのは当たり前。まずは、どれからでも良いので、何かできそうなことから一歩踏み出して見てください。考えすぎるよりも、何か行動してみると、意外なところに道が広がっていくこともあります。


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