「起業か転職か? 」その悩みに喝を入れたい!

転職

起業を選んだ人

私が独立してから、会社員を続けている友人によく言われる質問があります。
それは「起業か転職で悩んでいるんだけど、どうしたらいい
? 」というもの。

いきなり厳しいことを言いますが、正直「起業と転職」この2つのまるで違う道を「どっちにしよう? 」と悩んでいる時点で、まだ「目標や将来やりたいこと」が定まっていない証拠だと思います。

もしくは「起業か転職をすれば、きっと人生が楽しくなる」「今の状態から抜け出すには起業か転職だ」そんなネガティブな発想からの質問だったりもします。

そんなこと言わないでよ、と思いますよね。

私もそう思いながら自分の人生を考え、目標ややりたいことをひとつずつ明確にしてきました。

そこで今回は起業と転職を選ぶ人の特徴や、避けられないリスクを簡単にまとめています。
「このままじゃいや! 」と思っている方は、起業と転職の現実もよく考え、自信を持って次の行動に進みましょうね。

「起業と転職、どっちがいいの? 」と疑問に思ったら、まずは自分がどちらに当てはまるかを確認してみるのも良いでしょう。

最初は私の周りにいた「会社員から起業を選択した人」の特徴をまとめました。
また起業を決断する前に、起こりうるリスクも確認しておきましょう。

起業した人はこんな人

・自分のやりたいことが明確にある
・自分で決める決定権が欲しい
・自分の好きなライフスタイルを目指したい

一つ目のように「起業しなくては自分のやりたいことができない! 」
そう思えるくらい強い意志がある方もいます。

その一方で「仕事における決定事項を自分で決めたい」といった
仕事内容ではなく決定権を重視する方も。

特に優秀な方に多く、かつ大企業に就職した方は
日本特有の「最終決定までのプロセスが長い」点を好ましくないと思う方が多いです。

またライフスタイルに特化した意見もあります。

特に女性の出産・育児のタイミング。
結婚後に夫が転職し、ついていきたいと考える方。

このように会社員の拘束時間と自分のライフスタイルの折り合いがつかず、起業を考えることになったという話も聞きます。

起業のリスクを忘れずに

では、そんな魅力的な起業に伴うリスクはどんなものでしょうか?

・収入が最初は不安定
・自由=全ては自分次第
・仕事以外の時間が減る

当たり前ですが、毎月の給与は定額ではなく「自分で働いた分だけ」となります。

そのため怪我や病気のリスクもあり、体調管理はかかせません。

また、福利厚生もないので、会社員時代より稼ぎが出るまでは多少の辛抱も必要。

今までの生活レベルを少し下げなくてはならない。
そんな方も出てくるでしょう。

そして何もかも自由というのは、裏を返せば自分で全てしなくてはならないということ。
事務・営業など日々の業務はもちろん、目標管理・財務関係も含まれます。

そのため、仕事以外の時間の確保が難しいのが現実です。

起業する前は「自由な時間が増えてラッキー! 」と思っていた人も、思った以上に仕事が入ってきたり、反対にあまり仕事がなく、休みの日も営業に走らなくてはいけないといったケースも。

仕事が軌道に乗るまでは、家族との時間や趣味の時間が減る可能性もあります。

転職を選んだ人

続いては、転職を選んだ人です。
私の周りには前向きな転職の選択をした方も、そうでない方もいました。

そしてリスクを考える必要があるのは、起業する方だけではありません。
転職におけるリスクも見落とさず、冷静な判断をしましょうね。

転職した人はこんな人

・現職の職場環境や人間関係の不満
・もらえる給与を増やしたい
・用意された仕事から自分の好きなものを選びたい

「今の会社が自分には合っていない」そう思い、転職を考えるケースが最も多いでしょう。

特に入社前にイメージしていた雰囲気と違ったり、一緒に働く人と良い人間関係が築けないでいる人もいます。

また給与面での不満もあります。

友人の話を聞くと、同じような仕事をしているのに自分は全然もらってない。
もう5年以上働いているのに、基本給は数千円しか上がっていない。

そんな不満を抱えている人もいました。

そして起業する人と少し異なるのが仕事内容についてです。

起業派の方たちは、仕事を手に入れるところから自分でやりたい! という人が多いですが、転職したい組は仕事は自分で選びたいけど、会社の中で自分の選択がしたいという点です。

その理由も様々で「営業が苦手」という人から「業務遂行に集中したい(他のことはやりたくない)」という人までいました。

転職のリスクを忘れずに

心機一転し、前向きな生活をスタート。
そんな転職にもリスクはあるのでしょうか?

・転職先が見つかるのか
・スキルもキャリアも一度リセット
・新しい職場が見つかり全てが解決、とは限らない

転職に伴うリスクの影響は、年齢によっても異なる可能性があります。

たとえば「転職先が見つからない」リスクは20代と40代では違います。
また全ての経験が最初からのスタートというのも、数年勤めた会社と10年以上いた場合を比較すると差はあるでしょう。

そして年齢問わず言えることは「転職で現状が解決できるのか」という一番のリスクです。

これを一度きちんと考えておかないと、せっかく転職した先でも「この会社も合わない」となり、転職を繰り返すことにもなりかねません。

せっかく自分の人生をよりよくするための転職であれば、転職が本当に理想の将来につながる行動なのか? と自分に正直に確認してみましょう。

もしかすると、今の会社で出来ることや新しい目標が見えるかもしれません。

まだある! 意外な選択肢

「起業と転職。さぁ、どっち? 」という悩みは、実は極端な問いかもしれません。
どちらの気持ちも大切にしながら、リスクも踏まえた選択をしてみる。

そんな「少しずつシフトする」という道を選んだ方もいるんです。

今の会社に所属したまま、仕事終わりや週末に「小さく起業してみる」

この選択には2つの効果があります。

一つは「起業でも転職でもなかった」と気づくケース。
今の会社が嫌だ!と思っていたけど、自分の好きなことをする時間を少し作ることで今までの仕事での悩みが減ったり、解決してしまう人もいます。

会社以外の拠点を持つことで日頃の悩みが解決し、今のまま仕事を続けるという結果も決して悪いものではありません。

そして、小さくでも始めてみたことで起業に火がつくケースも。

いきなり起業する! を選択せずに、プチ起業をすることは、不安定な収入というリスクを軽減するにも良い選択肢かもしれません。

起業のための転職

「起業したいけど、もう少し安定してスキルをつけたい」そんな方が今注目しているのは起業のために転職するというもの。

一見矛盾しているのでは?と思いますが、実は効率的な選択です。

たとえば、今の会社では副業が禁止されている方、残業続きで副業どころではない方、今の仕事と違う異業種での起業を目指す方。
将来的に起業するための次のステップになる新しい職場を探す、という新しい選択肢です。

まとめ

いかがでしたか?

起業か転職かを悩まれている方にとって参考になれば幸いです。
特に今の時代、普通に生活していても日々、選択肢が増えている気がしています。

技術の進歩や新しい仕事を生み出す人たち、社会の変容など。

「自分なんて起業も転職もできない」そんな風に思われている方でも、新しい選択肢はたくさんあるはず。

是非前向きに、自分の人生を楽しむ工夫を一緒にしていきましょう。

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女性自立支援コーチング協会事務局

女性自立支援コーチング協会事務局

2019年7月より、従来の「自立18」は、新たに「女性自立支援コーチング協会」としてスタートすることになりました。女性の自立支援の幅をさらに広げ、コーチ、サポーターと共に、社会に貢献して参ります。
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