女性に人気のカフェ開業・・・ちょっと待って!そんな簡単に起業して大丈夫?

ちなみに、私は猛反対
起業に興味のある女性からの一番多い相談、それは、エステ、そして、カフェを開きたいというものです。
あなたはいかがですか?
ちなみに、私は猛反対。
もともと不動産を持っているなら別ですが、カフェほど難しい起業もないのではないでしょうか?
なぜって、開業費高い、客単価低い、大手ひしめき合い、人件費高い、光熱費高い、副業か奥様の暇つぶしみたいなカフェなら別ですが、、本業でやるのは実に厳しいです。
長い期間生き残っているカフェは、ただのカフェではない、イベントなどを組み合わせたコンテンツを持っているカフェか、タバコもくもく競馬新聞のような、昔からの喫茶店くらいです。
レジ打ちのバイト経験があるくらいですぐにカフェを開業できると錯覚をしている人が多いですが、バイトで経営のノウハウが身につくことはまずありません。
また、キッチンに入ったことがあるといって、すぐにお店が出せることはなく、資金調達や経営含めて、調理とは全く違うスキルが要求されることを忘れないようにしてください。
自分がお店に出る? それとも出ない?
それでもどうしてもカフェをやりたいという方に、少しだけお話ししておきたいと思います。
たとえば、カフェを経営すると聞いて、どんなイメージを頭に思い描かれるでしょうか?
自分がコーヒーを作ってるイメージでしょうか?
あるいは自分は経営に専念して、現場は人を雇って任せるイメージでしょうか?
自分は会社で仕事を続けながら、行きたいときだけそのカフェに顔を出したい。
そんな風に考える方も多いのですが、小さなカフェではほとんどの場合、経営者自らが毎日カウンターに立つことになります。
飲食店は特に、他人に現場を任せてうまくいくケースは非常に少ないと考えてよいでしょう。
スタバとは違いますからね。
その他にも課題はたくさん!
実際にカフェを開業すると決めた場合には、内装工事などは業者に任せずに、あなたが工事をすることでコストを削減することができます。
大変でしょうが、大手にできない家庭感などを醸し出すこともできるでしょうし、差別化になってよいでしょう。
店のメニューも、どこにでもあるような品揃えにせず、あなたのカフェならではの一押しメニューに力を入れることも重要です。
ただし、オリジナルメニューをたくさん作ると、それだけコストも高くなります。
スイーツや食器などこだわる人も多いですが、原価をきちんと考えて戦略的に組み立てるようにしてください。
カフェと言えば、飲食店であると同時に、休憩場所、打ち合わせ場所、勉強場所としての側面も持っています。
お客様が安心して過ごせる空間を演出できるかどうか、回転率とのバランスをどう考えるか、課題はたくさんあります。
コンテンツを持つことで独自性を発揮してください!
どうしてもカフェを開業したい皆さま、あなたが目指すのは、スタバのようなカフェではありません。
あのようなシアトル系に似たカフェを作っても、太刀打ちできません。
あなたが目指すことは、地元の人達の交流の活性化に繋がったり、老人の憩いの場になったったりする、コンテンツを持った場所をつくることです。
単純に考えれば、出会いのあるカフェ、占いカフェなんかでもいいのです。
カフェ起業は、場所の選び方で結果も変わってきますが、それだけ家賃も高くなったりと簡単な話ではありません。
コンテンツのあるカフェならば、人は探してやってきてくれます。
近くにあるならなんでもいい「コンビニ」、「大手シアトル系カフェ」とは違うカフェを確立していきましょう。

新井ー

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