誰にでもできる「プチ起業」! 月数万円の収入を得る6つのポイント

一般の方からの投稿です。就職したいけど年齢的に難しい、資格がない、家事が忙しくまとまった時間が取れない、まだ子供が小さく自由に動けない、などの理由で、仕事ができない女性がいます。
ほかにも、病気が理由で外出できない、親の介護をしなければならない、という人もいるでしょう。
女性に限りませんが、様々な理由が原因で「仕事を頑張りたいけど頑張れない」という人がいます。
では、このような人たちが活躍する術はないのでしょうか?
ネットが使える現代、収入ゼロのまま耐える必要はありません。
大きな起業は難しくても「プチ起業」で成功する方法があります。
今回は、そんな「誰でもできるプチ起業」にスポットを当てて、月数万円の収入を得るための6つのポイントをご紹介します。
1.今やっている趣味を仕事にする
起業というと「大成功しなければならない」という重圧がありますが、プチ起業に関して言えば、「大成功しなくてもいい、ちょっとだけ利益が出ればいい」ので、プレッシャーはあまりありません。
とは言え、大きくても小さくても「何かに投資して収益を得る」という姿勢に変わりはありません。
つまり、どうせ投資するなら今「好きで行っている趣味」に関することを仕事にすれば、大きな賭けに出ることなくスムーズに始めることができます。
ここでは趣味を大きく2つに分けて、それぞれ収入を得る方法をご紹介します。
本が好き、ゲームが好き
元から読書が好きで図書館によく通っている、よく本や雑誌を購入している、という人や、ゲームが好きで毎日のようにプレイしている、という人は多いでしょう。
これは確かに趣味ですが、副業という形で収入を得ることが可能です。
常に求人があるわけではありませんが、本のレビューやあらすじを投稿することでお金を払ってくれる企業や、ゲームのレビューやゲーム知識の記事を投稿してお金をもらうシステムもあります。
これはいわゆる「ライター」という仕事ですが、あちこち掛け持ちして月数万円の収入にしている人は多いです。
ほかにも、自分でブログを立ち上げ、毎日感想や攻略法を更新して広告収入を得る「ブロガー」がいます。
閲覧数が増えれば安定して収入を得ることが出来るので、地道に投稿し続けることが重要です。
本やゲーム以外に、映画紹介や商品紹介をする人もいます。
何かを作って販売する
最近増えているのが、趣味で手作りした作品に値段をつけて販売する「プチ起業」です。
趣味で作っているものを家で使って終わるのではなく、欲しいと言ってくれる人に商品として販売して収益を得るというものです。
裁縫が好きで服を作っている、趣味で絵を描いている、お菓子作りが得意、という素人や初心者でも気軽に出品することができます。
注意したいのは、商品を販売するということは相手は顧客なので粗悪な商品を販売できない、ということと、最初からたくさん売れるわけではないのですぐに収入には結びつかない、ということです。
そのため、作品を作るための材料費に関してはマイナスからのスタートです。
とにかく作り続けてネットショップなどで販売し続けることが大事で、流行や人気商品の反応を見ながら上手に売っていく必要があります。
2.下手でもいいから発表し続ける
趣味の範囲で楽しんでいたことをお金に換えていく、ということは、多くの人に見てもらうということであり、自分という存在を知ってもらうということでもあります。
たとえば、手作りしたアクセサリーを販売する場合、最初は下手な作品で見向きもされないかもしれません。
多くの人はここで「誰にも見てもらえない、下手だから買ってもらえない」と諦めてしまいます。
しかし、確実に収益に繋げていく人は、下手でも作り続けます。
毎日更新し、拡散されるように努力します。
同時に売れる作品を研究し、自分の作品に良い点を取り入れていきます。
実際、きちんと利益になるまではどんな商品であっても1年くらいかかる場合が多いです。
また、途中で作風が迷走することもあります(系統が違うものへ変更することもある)。
それでも利益が出るまで諦めず発表し続けることが大事です。
3.SNSで繋がりを作る
プチ起業なので、あまり広告にお金をかけたくありません。
チラシを印刷して配る、ネットの広告に載せてもらうとなると莫大な広告費がかかります。
そのため、プチ起業の宣伝は主に無料のSNSを利用します。
SNSは無料で利用できる上、似たような活動をしている仲間を見つけやすく、ファンを獲得することもできるからです。
SNS上でメッセージのやり取りをした人と仲良くなり、そのまま商品を購入してもらうなど、広告効果は抜群です。
ほかにも、ちょっとした仕事の依頼を受けたり、イベントの情報を入手できたりと、プチ起業家にとって必要なツールです。
Facebook、Twitter、インスタグラムは登録しておきましょう。
4.ひとつではなく複数に依存する
プチ起業でよく起こる失敗が「ひとつに依存してしまう」ということです。
たとえば、手芸が得意で布小物を作って販売している人が、「ひとつのネット通販サイトだけを利用しているが全然売れない」ということがあります。
実は、ネットの通販サイトは他にもたくさんあり、それぞれターゲットが異なります。
客層も全然違うため、売りたいのであればあちこちに出店する必要があります。
出店は無料ですが(販売時に手数料が掛かるシステムのサイトが多い)、商品の登録などを手間に感じてしまう人がいます。
「どの客層が、どのような形で購入してくれるか」を自分で把握するのは難しいです。
どんな形でプチ起業するのだとしても、一箇所に依存するのではなく、できる限り管理できる範囲内で複数に依存するのが望ましいです。
5.出来る範囲で人に会いにいく
プチ起業は、プチとは言え、自分ひとりがひとつの小さな企業のようなものです。
税務署に届けを出す際も、肩書きは「自営業」ですから、個人商店を営んでいるようなものだと考えましょう。
無理をして外出する必要はありませんが、ネットで知り合った人がいたら、できるだけ直接顔を合わせる機会を作り、積極的にコネクションを作っていきましょう。
たとえば、ネット通販だけをするのではなく、イベントに出店して実際に対面で販売する、などです。
人と会って顔と名前を覚えてもらうことによって、何かあった時に声をかけてもらえることが多くなります。
これも立派な収入源です。
「誰かにお願いできないかな」という仕事を「そうだ、あの人にお願いしてみよう!」となれば、そこから大きなステップアップに繋がることもあります。
6.利益にこだわること
月に数万円の利益を出す、というのは口で言うほど簡単なことではありません。
手数料や材料費などを引いて手元に来る金額が利益です。起業するからには、利益にこだわらなければならないため、無料同然で奉仕するという考えは捨てなければなりません。
「趣味なので」と安い価格で販売したり、過剰なサービス精神を出してしまうと、自分が苦しいだけでなく同業他者の首もしめることになります。
物事には相場があり、相場の価格を知っておくことは最低限のマナーです。
安くすることによって自分の価値を下げることになり、「安いから雑に扱ってもいい」、「頼めばタダでやってくれる」などの搾取に利用されてしまうこともあるでしょう。
どんなに趣味の範囲内で自分に自信がなかったとしても、価格を下げてはいけません。
プチ起業したからには利益にこだわらなければなりません。
もちろん、お金にならない仕事は断ってもいいですし、無料で商品を譲ってくれという顧客は相手にしなくていいです。
もし「自分で作った商品の値段の付け方がわからない」ということであれば、単純に「材料費+販売に掛かる手数料+制作時間(時給換算)」で考えてみましょう。
あえて高い値段を付けたほうが売れる、という場合もあるので、薄利多売の思考は改めましょう。
丁寧に誠実に対応しながらも、頭のどこかで自分の利益、自分の価値ということを忘れずに仕事をしましょう。
自営業は守ってくれる企業がないので、自分で自分を守らなければいけません。
プチ起業とは言え「起業」にはリスクがある
どんなことにも言えますが、リスクのないものはありません。
何かに挑戦する、ということは何かしらのリスクが発生します。
そして、リスクがあるからこそ見返りを求めることができます。
ただ、プチ起業の場合、リスクもプチです。
ダメだったら辞めてもいいですし、路線を変えてほかのことに挑戦することもできます。
大事なのは失敗を恐れずにできることから挑戦してみることです。
まずは、今まさに自分が持っている技術や好きで続けている趣味を生かしてお金に変える方法を探ってみましょう。

女性自立支援コーチング協会事務局

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