【Q&A】友人がキラキラ輝いて見えて、自分だけ取り残された気がします
質問
43歳のパート主婦です。子どもが2人(中2、小6)いて、家事と週4日のスーパーのパートで毎日が終わっていきます。最近とてもつらいのが、SNSやママ友との会話です。同年代の友人が、起業した、資格を取って独立した、海外赴任する夫について行く、子育て後に大学院に入った、など、輝かしい話ばかりが耳に入ってきます。
私は何ひとつ「これ」と言えるものがありません。仕事は時給1,100円のパート。家計は夫の収入頼り。趣味も特になく、友人との集まりでは「最近どう?」と聞かれても答えに困ります。
夜、子どもが寝た後にぼんやりスマホを眺めながら、「私の人生って何だったんだろう」と涙が出てくることもあります。比べちゃダメだとわかっているのに、比べてしまう自分が嫌でたまりません。どうすればこの気持ちから抜け出せるのでしょうか。
回答
とてもよくわかります。同じように感じている40代女性は、本当にたくさんいます。あなただけではないということを、まず知ってください。
結論からお伝えすると、SNSやママ友の会話は「他人の人生のハイライト集」です。誰も、つまずいた話、不安な気持ち、夫婦のいざこざ、子どもの成績、本当のお金の悩みを、他人にわざわざ見せたりしません。あなたが見ているのは、その人の人生の「きれいな部分だけを切り取った写真」なのです。
起業した友人は、家賃が払えるか毎月ヒヤヒヤしているかもしれません。海外赴任についていく友人は、現地で孤独に泣いているかもしれません。大学院に入った友人は、家族にしわ寄せがいって罪悪感に苦しんでいるかもしれません。それは表に出ないだけです。
あなたが「何ひとつない」と感じているものは、本当にゼロではありません。13年間、子ども2人を育ててきたこと。週4日、仕事に穴を開けず働き続けてきたこと。家族が安心して帰れる家を維持してきたこと。これは「当たり前」ではなく、確実な実績です。ただ、SNSで「いいね」がつかないだけで。
とはいえ、「比べないようにする」というのも難しいですよね。ですので、具体的な行動を1つだけ提案させてください。
SNSを1ヶ月だけ見ない、もしくは特定の友人だけミュートする。これだけで、心の状態は驚くほど変わります。「比べてしまう自分が嫌」なのではなく、「比べてしまう環境を自分が選んでいる」のです。環境を変えれば、感情も変わります。
そして、もし「自分も何か始めたい」と思うなら、友人と同じことをする必要はありません。あなたの興味があること、無理なくできることを1つだけ。月1冊本を読む、週1回早朝に散歩する、図書館で気になるテーマを調べる。何でも構いません。
大切なのは、「友人と比べて劣っているから何か始める」のではなく、「自分の人生をもう少し豊かにしたいから始める」と動機を変えることです。動機が「焦り」だと続きません。動機が「自分のため」になったとき、初めて行動は習慣になります。
43歳は、人生の真ん中。これから先、まだ40年以上の時間があります。友人のキラキラに振り回されている時間は、もったいないですよ。あなたのペースで、あなたの人生を歩んでいきましょう。
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